シマノ(SHIMANO)ゲーム タイプLJ B632R、B631Rは、近海のライトジギングに、ベストマッチなバーサタイルロッドです。
[メーカーサイトよりそれぞれの仕様】
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(号) |
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B631R | 1.91 | 1 | 130 | 1.8/8.2 | MAX120 | MAX PE1.5 |
B632R | 1.91 | 1 | 135 | 2.0/8.5 | MAX150 | MAX PE1.5 |
まずB632Rは、水深30m~90m程度のフィールで多用する100g~180gのジグと最も相性が良く、スロージギングからスピーディーなワンピッチジャークまで対応します。
特にスロージギングやインチクなどのギョギングと相性が良く、適度に張りのあるティップによって、センターバランスのフラットジグでも確実に跳ねさせます。
そして、スロージギング専用ロッドに比べティップの弾性は抑え気味なので、近年スレ気味のフィッシュイーターにも、より自然にアクションを魅せられることができます。ワンピッチジャーク時も、スローなテンポから高速ジャークまでとても心地よい使用感です。
また、レギュラーテーパーなので魚とのやりとりも負担が少なく、根魚など引き抵抗の大きい対象魚でも楽にやりとりすることができます。バッドパワーも強靱でスペック以上のポテンシャルを秘めています。
例えば、このロッドの仕様値はMAXウェイトが150gとありますが、実際には200g程度ならばローレスポンスなジャークアクションを加えることができますし、PEも2号程度を基準に、10kgを超える青物でも浮かせるリフティングパワーがあります。
ただし、ジグウェイトが150g超えることが主な場合、そのウェイトのジグをスロージギングでテンポ良く跳ねさせるような釣りには、このロッドでは限界があります。また、10kg超えの青物とのやりとり時も、ロッドを立てて常に魚にプレッシャーを与えるようなファイトは難しいでしょう。ファイト時は、できればロッドを寝かせながら、バットからリールシート付近で魚のウェイトを受けるよう心がけ、リールの性能を最大限に活用するようなファイトが望ましいです。
また、ロングフォールをメインとするような釣り方の際も、少し注意が必要です。ユーザーの体格にもよりますが、6フィート3インチという長さだと若干短いかなという印象です。ジャーク幅も決して広くは取れないので、ロングフォールの釣りを上手く演出するのは難しいかもしれません。できればプラス5インチ程度の長さはほしいところです。
一方、B631RはB632Rに比べて、よりライトな釣りを展開するときに重宝します。特に体力に自信のない方や女性には、ぜひおすすめしたいロッドです。一日中、釣りを手軽に楽しむことができます。
B632Rと比較し若干パワーは落ちますが、B631Rも同様に、これ一本さえあれば近海オフショアのベイトタックルゲームは全てこなせると言えるほど、オールラウンドなロッドです。合わせて使用するリールは、メタニウムやアンタレス、カルカッタコンクエスト200番、300番、オシアジガーなら1000番、1500番クラスがマッチします。
実際の使用状況として、近海の水深10m~60mで40g~120g前後のジグを扱う際には、最も優れたバランスでありジグアクションへのレスポンスもベストでしょう。対象魚は、小~大型根魚、太刀魚、真鯛、中型青物(5kg程度)であれば、余裕をもってファイトすることができます。
また、ティップ部は柔軟で、鯛カブラ(鯛ラバ)とも相性が良いです。鯛カブラの重量としては、45g~80gが丁度良く、鯛のバイトも弾きにくくしっかりと拾ってくれます。そして、柔軟ながらも復元力の強いティップは、スロジギ用のワイドフラットなジグも機敏にアクションすることができます。さらに、強靱なバットによってインチクのような重量級の漁具系ルアーもウェイトを感じながら確実に動かすことができます。ブレード系ルアーもそのウェイトをしっかりと受け止めながら、巻ききることができます。
近海のソルトオフショアフィッシング、ベイトロッドを一本持ち込むなら是非これらのロッドB631R、B632Rをおすすめします。それぞれ使い分けが可能ですが、とにかく使用感が軽く、一日使っても全く疲れない。さらに、不意の大物とも十分勝負ができることが最大の魅力だと思います。スローな根魚ジギングから本格的な青物ジギングまで、幅広く対応できるスーパーロッドです。
【Angler’s Works’スタッフ】おすすめタックル(ロッド)
シマノ(SHIMANO) ゲーム タイプLJ B631R
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